「ガーデンイール」(チンアナゴ)と「ニシキアナゴ」、細長くまるで蛇のような見た目の2匹は、野ねずみが主人公で有名な絵本「ぐりとぐら」からとって、それぞれ「ガーデンイール」が「グリ」、「ニシキアナゴ」を「グラ」と命名しました。
さて、「グリ」「グラ」とほぼ同時に仲間入りした「フタイロカエルウオ」の「ケロ」、かわいそうに、購入から1週間ほどで☆に帰ってしまいました。私は、未だショックがぬぐえない状況です。
原因は水流を起こす為のパワーヘッド。約30分~1時間間隔で、動いたり止まったりするよう電源部分にタイマーを設置しているのですが、このタイマーによりパワーヘッドが止まっているときに、どうやらパワーヘッド正面から「ケロ」が中に入っていたようです。そして、タイマーがオンになり、水流を起こす為のプロペラが回り始め、中で絡まってしまったようです。
私はたまたま、家に居たので、水槽から何か異音がすることに気付きました。その音はどうやらパワーヘッドから起こっており、とりあえず電源を切ったところ、中に「ケロ」がいたのです。あわててパワーヘッドのふたを外したところ、「ケロ」が元気なく泳いで岩の影に隠れました。きっと相当な痛みを伴ったことだと思います。数日間は元気が無い様子で、岩の陰から頭を出していましたが、その2日後、とうとう☆に帰ってしまいました。
今回の事故があってから思い出したのですが、数年前「フタイロカエルウオ」を買っていたときにも、タイマーが停止しているときにパワーヘッドの中に入っている姿を発見し、あわててパワーヘッドの前部分に、植木蜂の底に敷くためのプラスチックの網を購入して括りつけて、中に入れないようにしたことがありました。
あれから数年たち、以前使っていたパワーヘッドも故障により交換したりしたことで、すっかり「フタイロカエルウオ」は、隙間があれば入ってしまうということを忘れておりました。・・・短い時間しか一緒に居られませんでしたが、「グリ」「グラ」を威嚇して困らせられていたこと、だれよりも周囲を注意深く観察し、岩の隙間にバックで入り込む愛らしい姿、すべてが良い思いでです。