スーナろぐ

海水魚、サンゴを自宅水槽で飼うための情報。今うちにいるコンゴウフグの「スーナ」についてなど。

海水魚水槽の水質維持の基本、塩分濃度

      2015/07/03

海水魚水槽の水質維持について、今回は塩分について記載します。家庭にある水槽の水はほとんどが人工海水であると思います。こだわりで天然海水を使っているかと思いますが、手に入りづらいことやコスト的なことを考えて、私は人工海水のみです。また天然海水だと、人工海水にはない微量元素も含まれておりますし、何せ本物ですからそれに越したことは無いですが、限られたスペースでの水槽だと環境によって変化しやすい為、水の管理自体難しいということもあります。
人工海水を作るにあたって、塩分濃度を測りながら作るわけですが、実際の海では塩分濃度1.025~1.027くらいですので、水槽から蒸発して濃度が濃くなることを考慮し、だいたい1.021くらいで作るのがよいようです。作った海水の塩分濃度を測るには、「海水比重計」などを使用します。私は、一番初めに「ミドリフグ」を飼育する為にショップへ行った際、店員さんに進められて購入した、カミハタの「ディープシックス」という比重計をずっと使用しています。比重計で塩分濃度を測りながら人工海水用の塩を溶かし、カルキ抜きの添加剤を加えます。水道水のカルキ(塩素)抜きは、直射日光に当てて数時間置いておくという方法もありますが、私は添加剤で済ませてしまっています。
こうして人工海水を作り、だいたい2週間に1度、水槽のおよそ1/3の水を交換します。

 - 塩分濃度, 水槽環境