水質維持を考えるにあたって調べていくと、殺菌灯(紫外線殺菌灯)の導入が検討対象として挙がってきます。我が家の水槽では、割と初期段階で導入しています。たしか、魚が白点病になったのをきっかけに購入した覚えがあります。殺菌灯は、水中の細菌や、その細菌を食べながら成長しているバクテリアを駆除しますので、導入することにより水の濁りが取れ、綺麗になります。また茶ゴケなど、水中に浮遊する胞子を駆除できますので、導入前と比べるとコケが増えにくくなります。ただ、既にはえてしまったコケに対しては直接駆除することはできませんので、あくまで増えなくなるということのようです。そして白点病の原因である白点虫の幼虫を駆除してくれますので、魚たちが白点病になりにくくなります。
我が家に導入している殺菌灯は、カミハタの「ターボツイストZ9W」、だいたい1万5千円くらいで購入できるものです。約4年弱使用していますが、1度だけUV放電管が切れて交換した覚えがありますので、約2年に1度くらいUV放電管の必要が出てきます。交換用のUV放電管は実売で約2,200円くらいです。
殺菌灯のデメリットとしては、水温が若干上がってしまうため夏場にその対策が必要になること、殺菌灯で綺麗になった水の中で育てると、魚たちの免疫力が下がりますのでUV放電管が切れたときなどに急に病気になりやすい、などがあります。
我が家では、殺菌灯の効果なのかどうかははっきりとはわかりませんが、結果的に白点病がなくなりましたので、殺菌灯を導入して良かったと感じています。