スーナろぐ

海水魚、サンゴを自宅水槽で飼うための情報。今うちにいるコンゴウフグの「スーナ」についてなど。

夏場の水温の維持、クーラー導入を考える

      2015/07/02

近年、特に都内においては温暖化の影響で、夏場の気温が異常に上昇しており、締め切った室内に置かれた水槽の温度も上昇しやすい環境へ変化しています。休日など自分が室内にいる時間帯はエアコンを入れるので、さほどの水温上昇ではないとしても、特に外出している昼間の水温は、自分の目が行き届いていないということもあり、上昇しやすいにもかかわらず、実態が把握できていないということも多々あるのではないでしょうか?
我が家の水槽での夏場の水温対策は、今までは水面にファンで風を当てて蒸発させることで冷却する冷却ファン(ジェックス 冷却ターボファン、実売3000円ほど)のみでしたが、今年は水温自体を冷却する水槽用クーラーの導入を考えました。ヤフオクで、ぺルチェ式クーラー(テトラ クールタワー CR-3、新品だと12,000円ほどのものを7,000円ほどで購入)を探し落札。ぺルチェ式クーラーは、ペルチェ素子と言う電子素子を使った冷却装置で、価格は安い半面、冷却効果はさほど高くない割には電気代がかかるという代物のようです。ただ、今まで使っていた冷却ファンだと水が蒸発するため、足し水を毎日する必要があり、また蒸発によって多少なりとも塩分濃度の変化が毎日起こる為、この環境の変化に対する対策としては、効果があるのではないかと思います。コンプレッサー式クーラーというものにすれば、冷却効果は高く電気代としてもペルチェ式よりは効率的であるようですが、新品だと30,000円オーバーと、価格帯が上がります。今回はクーラーの導入が初めてということもあり、安価で買え、また塩分濃度の問題を解決するため、という意味で手軽に購入できるペルチェ式ということで試して見ることとしました。

 - クーラー, 水槽環境